国産飼料生産事業(旧野菜生産事業)

2022年から新たな取り組みとして、各農場の周辺にある自社所有の畑で自社堆肥を活用し、
子実用とうもろこし、菜種、飼料用米などを栽培しています。
生産された穀物を自社養豚場で飼料として給餌しています。

(1)土づくりと堆肥

畑には、植物に適した土づくりが大切です。
堆肥とは、有機物(もみ殻、稲わら、オガコ、家畜の排泄物など)が、微生物の働きにより分解、発酵したもので、土壌改良に有効です。
堆肥を土壌にすき込むことで、物理的に保水性、排水性、通気性、保肥力がよくなり、また微生物の餌として、活性化し、根がバランスよく養分を吸収できます。

(2)播種(種まき)

植物にあった土づくりをした畑や田んぼに、適切な時期に種播きをします。

春播き子実用とうもろこし
3月~4月
飼料用米
播種5月⇒田植え:6月
夏播き子実用とうもろこし
8月
菜種
10月下旬~11月上旬

(3)除草作業

農場にとって除草は、大変重要な作業です。水田・畑の雑草は大変やっかいな存在であり、雑草が生えると土壌の養分や水を奪ってしまい、生い茂り日光を遮り、作物の成長を著しく阻害します。これを放置しておくと虫が発生し、野生動物が住みはじめ、ウイルスや菌の侵入を許してしまうことにもなりかねません。
時代とともに機械を使った除草作業に変わっていき、草刈り機や耕耘除草機などが活用されています。セブンフーズでは、山羊による除草作業にも取り組んでいます。

(4)収穫

穀物の収穫には、穀物の種類にあったコンバイン(収穫機)で収量を増すことが重要だと考えられる。多くの穀物が畑に落ちてしまうのはもったいないし、残念な状況です。近年は子実用とうもろこし専用の国産コンバインも開発され、2023年には、補助事業を活用し、セブンフーズでも購入しました。

春播き子実用とうもろこし
8月~9月
飼料用米
10月
夏播き子実用とうもろこし
12月
菜種
5月

(5)乾燥・調整

高温高速乾燥機
2023年より、MECMAR社のモバイル乾燥機(イタリア製)を購入し、子実用とうもろこしの乾燥をしています。一度に13t前後の乾燥が可能で、コンバインとの連携もやり易くなりました。壁面のステンレスは小さなパンチ穴が開いており、乾燥時間も1回が3時間しかかからず、冷却も1時間程度です。
MECMAR社の乾燥機は、トラクター駆動式で敷地内であれば移動することも可能で、屋外で乾燥作業ができます。弊社の場合は、乾燥したとうもろこしを乾燥機から直接バルグ車に入れ、そのまま50tの原料タンクに投入ができるので作業の負担が軽くなりました。

(6)日本メイズ生産者協会と熊本メイズ(子実コーン)組合について

子実用コーンの生産普及に向け、全国初となる生産者団体「日本メイズ生産者協会」が2022年8月に設立された。同年、熊本県および九州圏内の耕種農家と畜産農家を中心に熊本子実コーン組合を設立し、初代組合長に弊社社長前田佳良子が就任した。尚、現在、熊本子実コーン会員数は約10生産者である。熊本子実コーン組合は、2023年度、日本メイズ生産者協会に加入した。

組合子実コーン組合の活動
・現地視察・および技術研修会
・農水省からの補助事業説明会
・熊本子実コーン組合間の経営研究会