
愛情たっぷりに、のびのびと育てる。
私たちの養豚農場は、豚が喜ぶ環境づくりに取り組み、
豚の自然環境により近い豚舎で
ストレスの少ない環境のもと飼育しています。
熊本県内5農場で、常時2万5千頭を飼育し、年間5万頭を出荷。
社員一人ひとりが、豚への愛情と情熱を注いで育てています。


愛情を持って飼育する動物愛護的飼育を実践した農場
私たちは、動物的愛護飼育「アニマルウェルフェア」を可能にするシステムを、先進地であるヨーロッパから取りいれています。
アニマルウェルフェアとは、快適性に配慮した、家畜の飼育管理、動物福祉の取組のことで、
豚が喜ぶ環境を整え、豚にとってストレスの少ない飼育を実践し続けています。
発酵床で、臭いを軽減
セブンフーズの特徴として、豚舎の多くで独自で開発した発酵床(バイオベット)を敷き詰めて飼育しています。
セブンフーズの発酵床は、堆肥におがくずともみ殻を混ぜて発酵させたもので、微生物の働きにより、臭気を抑制する効果があります。
そのためセブンフーズの農場は、においが少なく豚にとっても快適な環境になっています。
これらの発酵床は、豚の快適さはもちろんのこと、家畜飼育に伴う悪臭など地域への悪影響の心配は軽減され、地域と共存できる農場となるため役に立っています。
また使用した発酵床資材は、自社で再発酵し、堆肥化したり発酵床材として再利用することで環境にやさしい取り組みとなっています。



放牧に近い飼育環境を実現
私たちの農場は、豚が自由に動き回ることが出来る動物愛護的飼育を行っています。
広々とした豚舎は、豚のストレスやけがが軽減され、豚の習性に近い自然環境であることから、のびのびと健康的に育つことができます。
このような飼育環境を実現しているのが、ICタグでの個体管理やオートソーティングシステムです。いち早く養豚事業にIT化を取入れることで、安心・安全な畜産物の生産向上に繋げています。
餌を食べる時に通過するソーターは、自動で体重が図られ選別される適正体重自動出荷システムです。
これにより、出荷時に豚を追い回すようなストレスを失くし、自然に近い環境で飼育が可能となります。



母豚の飼育環境にも快適さを実現
妊娠期の母豚は4か月もの期間、狭い柵に閉じ込められるストール飼育が一般的ですが、
私たちは、母豚のストレスを軽減する目的で、広い豚舎で自由に行動できるフリーストール飼育を行っています。
これを実現しているのが、母豚群飼システムです。
自由に行動できる環境で飼うために、豚の耳にICタグをつけて個体管理しています。
このシステムは、母豚の栄養・体重・健康管理をすることが可能です。
また、母豚の体調に合わせた餌の量を調整する自動給餌システムもあり、1頭ごとに食事をするため、安心して栄養を取ることが出来ます。
またセパレーター機能で妊娠鑑定が必要な豚を選別することもでき、ストレスの少ない仕組みとなっています。



独自のえさのこだわり。新鮮・厳選・栄養価が高い飼料。
私たちがこだわる飼料作りは、家畜の胃腸の負担を軽くし、栄養バランスが良く、健康・成長に配慮した飼料です。
1.綿密に設計された自家製乾燥飼料
・出来るだけ、粒度を細かくすることで、消化を良くします。
・加熱してある原料があるので、消化吸収が良い飼料です。
・綿密な飼料設計をもとに必要なミネラル、アミノ酸、ビタミン等を十分に配合し、成長を助ける飼料となっています。
- 主な原料:コーン、飼料用米、麦、乾麺、大豆カス、ミネラル等
- 製造方法:原料の粉砕 → 撹拌・調整 → 完成

2.日々の変化に応じた自家製液体飼料
・すべての原料は加熱処理されており、安全で消化に優れた飼料です。
・液体飼料は、人肌ほどの温かさで、寒い冬や、夏バテの時期など体調が悪い時の家畜の助けになります。
・日々の変化に応じた飼料設計をもとに必要なミネラル、アミノ酸、ビタミン等を十分に配合し、成長を助ける飼料を製造しています。
- 主な原料:飼料用米、麺類、乳製品、焼酎かす、洗米水、ミネラル等
- 製造方法:原料の分離・粉砕 → ブレンド → 加熱処理 → 完成

液体飼料に入っている原料は、人が食べるものを原料にしています

出荷時の取り組み
出荷時の体重均一化への取組み
設定体重に達した豚だけを出荷豚房へ自動的に仕分けする選別機で、体重のばらつきを最小限に抑えることができます。
トレーサビリティを実施
個体ごとの発育状況を日々確認し、生産履歴を管理しています。
いつ生まれ、どんな餌を食べてきたのか、肥育情報やワクチネーション情報などを一元管理していますので、出荷時の生産履歴の作成をスムーズに行っています。

種付けから繁殖までの流れ

