資源循環型の取り組み

セブンフーズ式農業を通して環境保全及び地域に貢献する

私たちが目指す農業。それは、持続可能な「資源循環型農業」です。
そのため、セブンフーズの養豚事業や野菜生産事業を中心とした、耕種農家や食品会社など食に関わる方々を輪にした「食品リサイクルループ」を構築し、循環の環を継続していくことを目標にしています。

私たちの資源循環型農業とは

あらゆる方向で無駄の少ない理想的な循環型モデルを構築

セブンフーズでは、資源を循環させる独自の「食品リサイクルループ」を構築し、これらを「セブンフーズ式農業」と提唱しています。
この「セブンフーズ式農業」は、食品を製造する食品残さの未利用資源を家畜の飼料として利用し、家畜の排泄物や発酵床で完熟堆肥をつくり、この堆肥を使用した自社農場で野菜をつくり、その野菜を食品工場に納品するという、自社完結型で持続可能な資源循環型農業です。

現在、味の素冷凍食品株式会社など食品大手企業を含む約60数社と契約し、資源循環の輪を広めています。

未利用資源の受け入れ
1未利用資源の受け入れ

未利用資源を受け入れて、環境保全に貢献したい

食品製造の過程で発生する未利用資源を再利用

私たちが普段口にする食品。
これらを製造・流通する上で、廃棄されている食品があるのをご存知でしょうか?
余剰食品や賞味期限が近付いているなど、食べられる状態であるのに廃棄される食品は現在、年間800万tとも言われています。
日本人の主食「米」の年間生産量が700万t強。この数字に匹敵するものが捨てられているのが現状です。

「食べられる状態」にも関わらず廃棄される食品。
このような「未利用資源」を、私たちは家畜の飼料として再利用する「エコフィード」に取り組んでおります。
この「食品リサイクルループ」の取り組みは、環境問題に取り組む多くの食品関連企業から高い評価をいただいており、食品大手企業を含む約60数社と契約し、年間約1万5千7百t(平成30年実績)の未利用資源を受け入れています。

※ 未利用資源の受け入れ契約先

味の素冷凍食品、日本水産、三和酒類、明治グループ、日本アグリネットワーク等 約60数社(平成30年)

飼料をつくる
2飼料をつくる

自分たちで安心・安全な飼料を作りたい

従来の飼料原料と未利用資源由来の原料をブレンドして、栄養バランスの良い飼料を自社で製造しています。

1.乾燥飼料

  1. 主な原料:コーン、飼料用米、麦、乾麺、大豆カス、ミネラル等
  2. 製造方法:原料の粉砕 → ブレンド → 撹拌・調整 → 完成

2.液体飼料

  1. 主な原料:パン、飼料用米、生麺、ご飯、乳製品、焼酎かす、ミネラル等
  2. 製造方法:原料の選別(分別)・粉砕 → ブレンド → 加熱殺菌 → 完成

※食品工場の製造ラインから出る、人が食べられる食品原料のみを使用し、エコフィード製造に関する国のガイドラインに沿って飼料を製造しています。

  • 自家配飼料工場
    自家配飼料工場(新設)
  • 自家配飼料工場内部
    自家配飼料工場内部
  • セントラルキッチン
    セントラルキッチン
  • キッチン内部
    キッチン内部
豚を育てる
3豚を育てる

自分たちで作った飼料で、育てたい

家畜が食べる様子を観察しながら、もっと良い飼料へと工夫し、それを食べて元気に成長する姿を見ることが出来ることは、生産者にとって、とてもやりがいがあることです。
私たちがこだわる飼料づくりとは、家畜の胃腸の負担を軽くし、栄養バランスが良く、健康・成長に配慮した飼料です。

1.乾燥飼料

・出来るだけ、粒度を細かくすることで、消化を良くします。
・加熱してある原料があるので、消化吸収が良い飼料です。
・綿密な飼料設計をもとに必要なミネラル、アミノ酸、ビタミン等を十分に配合し、成長を助ける飼料となっています。

2.液体飼料

・すべての原料は殺菌処理されており、安全で消化に優れた飼料です。
・液体飼料は、人肌ほどの温かさで、寒い冬や、夏バテの時期など体調が悪い時の家畜の助けになります。
・日々の変化に応じた飼料設計をもとに必要なミネラル等を十分に配合し、成長を助ける飼料を製造しています。

  • 乾燥飼料
    乾燥飼料
  • 乾燥飼料
    乾燥飼料 給餌
  • 液体飼料
    子豚の液体飼料 給餌
  • 液体飼料
    液体飼料 給餌
堆肥をつくる
4堆肥をつくる

豚の排泄物や発酵床で
完熟堆肥を作っています

平成25年熊本県堆肥共励会「耕畜連携部門」で表彰、平成28年度 堆肥コンクールで県知事賞受賞(最優秀賞)を受賞しています。
発酵床で飼育時に発生する排泄物は、自社の堆肥化施設にて発酵させ「完熟堆肥」として再生しています。
発酵・熟成させた完熟堆肥は、土壌改良材としても有効で、自社の野菜畑や地域の皆さんの畑で有効活用されています。

  • 自社内堆肥化施設
    自社内堆肥化施設
  • 大型トラクター
    大型トラクター
野菜をつくる
5野菜をつくる

農場で完熟堆肥を利用した
おいしい野菜を作っています

平成25年から、各農場周辺の自社所有の畑や、自社生産の完熟堆肥を使った野菜の生産を始めています。
現在15ヘクタールのキャベツを中心に野菜を栽培し、味の素冷凍食品(株)をはじめ、大手食品メーカーに出荷しています。

  • キャベツ畑
    キャベツ畑
  • 大型キャベツ収穫機
    大型キャベツ収穫機
野菜を納品する
6野菜を納品する

収集・配送などの輸送を担当する
セブンワークス株式会社

平成18年、セブンワークスから分社したセブンワークス株式会社。
食品リサイクルループを円滑にスピーディーに対応できるよう、自社の運搬車両で、未利用資源の収集運搬や、肉豚の輸送を行っています。

野菜を納品する